むちうちになってから首がだるくて頭を支えていられない。
2015年12月24日
クリスマスを控え、街はキラキラし始めていますが冬休みは交通事故が多い季節、皆様どうか安全運転をお願いします。
さて、今日は交通事故のむち打ち症による症状についてご説明します。
交通事故で追突されてむち打ちを起こすと、デスクワークやスマホの閲覧などがとても辛くなる方がいます。
頭を支えているのがとても辛い状態ですね。
どうしてこういうことが起きるかと言いますと筋肉は外力が加わり緊張状態が続くと拘縮という伸び縮みがうまくできない状態となり
筋力自体も低下してしまう特徴があるからなんです。
そのため、関節や神経に異常が見られなくても、「力が入りにくい」「握力がが低下した」ということが起こるのです。
そして、この頭を支えるのが辛くなる症状には二つの筋肉が関わっています。
一つ目は僧帽筋という方から首にかけての大きな筋肉です。
もう一つは頭板状筋という首の後ろから頭にかけての筋肉です。
これらの筋肉は両方とも背中側に位置し頭を支えるのに働いています。
また、僧帽筋は表層の筋肉で頭板状筋はいわゆるインナーマッスルに分類される身体の深部の筋肉です。
よく首にカラーという輪っかをはめる保存療法がありますが頸椎(首の骨や靭帯)に異常がないのであればあまりお勧めできませんし
頭が支えられなくて日常生活が送れない(仕事が出来ないなど)場合の一時的な利用にとどめるのが望ましいです。
なぜならカラーは頭の重みを除去してくれるのですが一方で首の動きを制限し筋肉の拘縮状態を更に酷くしてしまうからなんです。
ギックリ腰などの腰痛でもコルセットや安静は返って治りを悪くする(遅くする)ことが医学的にも解ってきていますから、カラーによる安静よりは
僧帽筋や頭板状筋などの頭を支える筋肉に対する積極的な治療を早期から始めるべきでしょう。
具体的な治療方法としては、僧帽筋と頭板状筋をリラックスできるポジションに導きその状態で筋肉を包む筋膜を静かにリリースする方法が良いでしょう。
間違っても頸椎をボキボキ鳴らすような刺激の強い矯正法は避けてください。
また、牽引療法も医学的な根拠はないとされていますし、かえって首の筋肉を傷めてしまう危険性もあるので避ける方が良いでしょう。
むちうちの症状は多岐にわたります。
治療や補償で頭がいっぱいになると思いますがまずは身体のことだけでも楽になってください。
むちうちをはじめ交通事故での治療は平川接骨院が全力で治療致します。
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