交通事故による頸椎捻挫とその治療法
2015年08月16日
交通事故に遭って、首や肩に痛みやコリのような症状が出て病院に行くと「頸椎捻挫、いわゆるむち打ち症ですね。」などと診断されます。
今日はこの「頸椎捻挫」について説明したいと思います。
まず捻挫とは「外力によって関節の生理的可動範囲を超えることで関節を構成する組織を損傷する外傷」と定義されます。
この関節を構成する組織とは骨、軟骨、関節包、靭帯のことです。
ですから、一般的に頸椎捻挫だとこれらの組織の損傷が早く回復するために患部の保護を行います。
これは、ほかの関節の捻挫での処置方法と同じで捻挫の急性期の処置はRICE処置と言って
(R)安静:患部を安静に保ち、損傷程度を最小限にとどめる。
(I)アイシング:冷やすことにより局所炎症を抑え鎮痛させる。
(C)圧迫:患部を圧迫し、出血や損傷を最小限にとどめる。
(E)拳上:患部を上にあげ出血を最小限にとどめる。
外傷の初期治療の大原則となっています。
しかし、頸椎捻挫と診断された方で、このような処置をされた方はほとんどないのではないでしょうか?
あったとしても、カラーと言って首に巻く固定具で頭の重さを支えるサポーターを処方されるくらいでしょうか。
なぜなら、交通事故でのいわゆる「頸椎捻挫」は重度な怪我を除き捻挫による症状ではないからです。
「頸椎捻挫」と診断されたのに「捻挫」の症状ではない?
ちょっとややこしいですが、頸椎捻挫でも関節が痛んでいるのではなくその周囲にある筋肉の過緊張や拘縮といった筋肉の異常が痛みやコリなどの症状の原因なのです。
つまり、診断は頸椎捻挫でも関節や神経に対しての保護や施術、投薬では痛みやしびれは改善されないのです。
ポイントは筋肉なのです。
私たち平川接骨院グループはこの筋肉が引き起こす痛み(筋筋膜性疼痛症候群)に対する治療の専門家です。
レントゲンを撮って病院には通院しているが頸椎捻挫やむち打ち症の症状がなかなか改善しないなどお悩みの方はお気軽にご相談下さい。
他の病院や接骨院に掛かられていても治療は可能です。
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